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アイテム
道元の菩薩道と福祉の精神
http://hdl.handle.net/10457/40
http://hdl.handle.net/10457/4011fdd028-b878-4f04-81f1-b9ac39ed7b1b
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2009-07-10 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 道元の菩薩道と福祉の精神 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者 |
新保, 哲
× 新保, 哲
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著者(ヨミ) | ||||||||
姓名 | シンボ, サトル | |||||||
著者別名 | ||||||||
姓名 | Shinbo, Satoru | |||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 道元における菩薩としての修行を福祉思想の観点から捉えて行く場合,最も適当な巻は何といっても『正法眼蔵』「菩提薩?四摂法(ぼだいさったししょうほう)」が挙げられる。簡単にいえば,菩薩が人々を悟りに導くための四つの徳目,方法をあらわしている。つまり菩薩の修行法であり,その功徳にこの四摂法がある。それは,(一)布施,(二)愛語,(三)利行,(四)同事の四つの衆生の把握法を指す。そこには菩薩の行ずべき実践徳目の中で,対社会的徳目が説かれている点に関し,特に福祉思想に関連して考察する場合,看過できない諸点が認められる。道元は本巻で「この四摂,おのおの四摂を具足せるがゆゑに,十六摂なるべし」と記している。しかし更に厳密にいえば,菩薩の身口意三業で把握すると,布施の中に9の化導方法が認められ,それに16摂法を掛けると144となる。したがって,仏法による大乗菩薩の慈悲救済の精神に照らして,その救済方法,技術の構造や機能そして創意工夫は尽きることがない訳である。ともあれ,人々が真に幸福と成る希願を込めた福祉という意味から慈悲救済,菩薩道の実践を理解する時,道元の「四摂法」(略記)の解釈は実に懇切丁寧であるばかりか,正に有益有効で福祉の原点に強く触れる。また,『正法眼蔵随聞記』にも「利他救済」「抜苦与楽」等の慈悲救済の菩薩道の精神が強く唱われている。以上,そうした観点から福祉の論考を試みたい。同時に,キリスト教,とりわけパウロにみる愛の教え並び実践の立場から,仏教徒の比較で福祉をとえてみる。 | |||||||
引用 | ||||||||
文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究 13 (20050100) pp.55-69 | ||||||||
書誌情報 |
文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究 巻 13, p. 55-69, 発行日 2005-01-31 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 09197796 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN10416283 | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
日本十進分類法 | ||||||||
主題Scheme | NDC | |||||||
主題 | 188.8 | |||||||
その他のタイトル | ||||||||
その他のタイトル | A Study on Dogen 's Bodhi-sattva Way and Welfare Mind | |||||||
タイトル(ヨミ) | ||||||||
その他のタイトル | ドウゲン ノ ボサツドウ ト フクシ ノ セイシン | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 文化女子大学 |