@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000759, author = {Han, John J. and Kubota, Aya}, journal = {文化学園大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {田園というセッティングは、ウィラ・キャザーとジョン・スタインベックの創作に、多大なインスピレーションを与えた。キャザーの自然観の礎には確固としたクリスチャニティがあり、スタインベックの自然へのアプローチには汎神論的要素が垣間見られるものの、両者は自然の中で土地に根ざして生きる人々の暮らしを高く評価して描いていた。都会にあって転石と化した人々と、彼らの制御を失った欲望は、両作家の好まざるところであった。本稿は、二作家の農園生活に関わる深い知識と、田園美をめぐっての卓越した描写、土地に対する霊化、方言の生き々々とした効果的使用と、都会に向けられた否定的な見解という五つの共通点に着目して、社会派として世に知られるスタインベックのファーム・ノベリストとしての一面を発見していくことを目的としている。}, pages = {85--96}, title = {A Rich Mine of Life: Cather and Steinbeck as Farm Novelists}, volume = {20}, year = {2012} }