@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000742, author = {松本, 淳子 and 小山, 真理}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {青年期はアイデンティティを確立する重要な時期であり,自己受容が大きく関わっていると考えられている。本研究ではコラボレーション科目として「自分を知ろう」を設置し,16名の学生を対象に,自己受容度がワーク前,ワーク後,2ヵ月後の3時点でどのように変化するのかを,「身体的自己」「精神的自己」「社会的自己」「役割的自己」「全体的自己」の5領域からなる自己受容尺度を用いて調査した。その結果,ワーク前後では「役割的自己」を除く4領域での平均値が上昇し,特に「精神的自己」において有意さが見られた。次にKJ法によって自由記述を分析したところ,自己受容度の低い者は不安感などのネガティブ感情を抱いていたが,次第にワークを楽しいものと捉えられるようになり,それがポジティブ感情につながっていったと考えられる。一方,自己受容度の高い者は自己開示がスムーズで,ポジティブ感情や自己意識を高めるばかりでなく,他者理解にまで発展させていることがうかがわれた。以上のことから,本研究においては,積極的なワークにより自己受容が促進され,このようなワークの効果と重要性が示唆された。}, pages = {71--90}, title = {青年期女子における自己受容についての一考察 : コラボレーション授業でのワークを通して}, volume = {17}, year = {2009} }