@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000719, author = {糸林, 誉史}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {近年,個人の生活機会に影響するメカニズムおよびコミュニティの様態を理解するための概念として社会科学者は,「資本」(例えば人的資本,文化的資本およびソーシャル・キャピタル)の概念を再び使用するようになった。この「ソーシャル・キャピタル」(Social Capital)とは,社会的ネットワークを資源とみなす概念に基づき,経済的資本と同様に評価可能かつ蓄積可能な「資本」として位置づけたものである。1990年代に台頭したソーシャル・キャピタル論は,様々に異なる存在の総体であり,その多義性故に多くの批判に晒されてきた。本稿では,ソーシャル・キャピタル論を巡る議論の変遷と批判を踏まえて整理し,それを「新しい公共性」論との接点から調査研究をすすめるために,ソーシャル・キャピタル論の展開を,特にその公共財的な側面に着目し,三つの論点と二つのアプローチへの検討から考察したい1)。}, pages = {75--85}, title = {ソーシャル・キャピタルと新しい公共性}, volume = {15}, year = {2007} }