@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000071, author = {濱田, 勝宏}, journal = {ファッションビジネス学会論文誌}, month = {Jan}, note = {服装に関する社会科学的アプローチは,その必要性についての認識が高まるにつれて,各領域において多くの試みがなされて,今日に至っている。そして,社会科学の中でも経済学や経営学を基本とするような分野における研究がより活発に行われるようになっている。これは,服装における経済的側面,商品や流行としてのファッションに対して,実学的ニュアンスも含めた形でニーズが高まったからにほかならない。しかし,一方で服装学研究の新たな展開を志向し,社会科学的な研究の端緒となったのは,いわゆる服装社会学であった。服装をめぐる社会学的研究は,社会学の研究動向との対応もあって,必然的に幅広いものとならざるをえなかったし,一方では,隣接科学の応援や境界領域における学際的関心の高まりによってさらに拡大する方向をみせている。本稿は,これらの研究的関心の高まりを評価しつつ,さらに社会学的研究を基本として位置づける必要性を提唱するものである。すなわち,生活構造概念を援用しながら,家族集団の変容や都市的生活構造の基本に照合して,現代人の服装を把える必要があるという提案でもある。}, pages = {85--93}, title = {現代社会と服装に関する一考察 : 社会学的アプローチの提案}, volume = {1}, year = {1995} }