@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000690, author = {近藤, 尚子}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {語を収集して示す辞書体資料において、どのように語を分類し排列するかは、その資料の目的や規模と密接に関わっている。あらかじめ枠組みを設定し、語をその枠組みに合わせて分類していく資料もある。また基準を語彙の内部に求め、収集したうえで意義分類する資料もある。前者の例としては『名物六帖』や『節用集』など多くの資料を挙げることができる。後者の例として本稿では『学語編』を取り上げ、その五五に及ぶ意義分類について考察した。また、『学語編』では上巻と下巻とで類や細分類の立て方に異なりがみられる。上巻の後半から下巻にかけては、巻頭の細分類が類のレヴェルで扱われており、そのためひとつの類に収録される項目の数にも上巻と下巻とで差がみられる。本稿ではこのような枠組みのみを取り上げて比較を進めたが、それだけでもそれぞれの資料の性格の一端をよみとることができたと考える。今後は内容にまで踏み込んで考察を進めたい。}, pages = {1--10}, title = {辞書体資料の意義分類について}, volume = {10}, year = {2002} }