@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000671, author = {濱田, 勝宏}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {現代日本の家族に関する社会学的研究を推し進めるうえで, 都市型社会の核家族に焦点をあてて, 絞家族の内部はもとより核家族をとりまく照縁的社会要因に分析の眼を向ける方法をとっている。その一貫として, 本稿は先ず, 核家族を都市コミュユティにリセットすることの意味あいを, 原点から再び考察する作業を行なった。 そして, 現代都市における核家族が, その成員ならびに集団としての生活を円滑ならしめるために機能的連関の触手を延ばしているのが, 地域社会と地域集団の両面をもつ都市コミュニティである点を主張した。従来, さまざまな角度から指摘されてきた都市コミュユティの機能低下という側面はふまえつつも, 現代人が核家族を媒介としてコミュニティへの連関を求めていることを過小評価してはならない。その点では村落的基盤のうえに成立するコミュニティへの期待感に比して, 構造的に変るものはない。但し, 都市的生活構造, 特に生活空間構造という点から都市コミュニティの特性をとらえなおすならば, その存続と機能維持を困難ならしめる要因があることも事実である。それらをより精密に考察することの必要性を, 都市コミュニティの実態に即して指摘した。}, pages = {87--99}, title = {現代の都市コミュニティと核家族}, volume = {7}, year = {1999} }