@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000656, author = {濱田, 勝宏}, issue = {5}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {核家族について家族社会学の立場から考察を進めてきた。核家族がすぐれて都市型社会に適応性の高い家族集団の形態であることを認識するとき, 核家族をより客観的に把握する方法のひとつとして, 都市的生活様式論との関係を考える方策が有効であると考えるに至った。そして,その都市的生活様式のステージとなるものは, さらに都市的生活構造であることに辿りつく結果となった。都市的生活構造要因のひとつに生活空間構造があり, 核家族は, この構造的枠組で都市空間に生活財・社会財を求めている一方, 社会体系への社会関係を展開させている。近年, 日本の核家族研究の中で, 都市空間に狐立する核家族という把え方が少なからず見受けられるとともに, 事実そのような傾向が, 看取されるが, それらはなぜかという疑問が生じる。すなわち核家族は都市空間や都市コミュユティにおいて,近隣関係を求めることができないか, あるいはきわめて弱々しい関係にある理由はなぜかという疑問である。本稿では, 都市化という近代化の指標とアーバニズムとの周辺とをさぐりながら, この疑問への分析枠組について検討することを試みた。}, pages = {151--161}, title = {現代都市の核家族と近隣}, year = {1997} }