@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000650, author = {近藤, 尚子}, issue = {4}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {『学語編』は釈大典によって編纂され明和九年に出版された。ハンディな小冊ながら約八六〇〇語を収録する。その見出し語に付されている傍訓を検討すると、濁点が密に施されていること、かなづかいともいうべき表記の傾向が見出されること、が明らかになる。かなづかい、という点からみれば『学語編』の傍訓はカタカナを用いながらひらがな文献を想起させるような状況である。本稿では『学語編』のこのような状況を、本書以前の、あるいは同時代の他の資料との比較を試みつつ、出版を前提としてもたらされたものと結論づけた。『学語編』のほとんどの項目は見出し語と傍訓のみで構成されており、見出し語の何たるかを示すものは傍訓しかないという制約の中でこのような表記が選択されたと考える。}, pages = {1--10}, title = {訓の表記からみた『学語編』 : 辞書の編集方針とのかかわり}, year = {1996} }