@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000643, author = {濱田, 勝宏}, issue = {3}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {都市的生活構造という概念を援用しながら, 現代日本の家族, 特に都市社会に典型的な核家族の基本的構造について考察を進めてきた。都市的生活構造概念の外枠的要因として, 生活時間構造と生活空間構造を用意することにより, 具体的に現代都市家族としての核家族との相関を検討することにアプローチの端緒を見出した。そこで, 前回までの2回の論稿**で, ひとまず, 核家族と生活時間構造との相関に問題を絞り, 課題の提示と考察の方法とについて試論を呈示した。生活時間構造と生活空間構造が, 核家族をステージとする都市的生活構造において, 両輪的性格を有することは, いわば当然のことである。にもかかわらず, 前回とりあげた余暇という生活課題を例にとっても明らかなように, 生活空間との関連が想像以上に密接であることがわかる。すなわち, 余暇時間としての課題は, 余暇空間という問題に連結する。このような観点から, 今回は, 生活空間構造について基本的な要因をおさえるとともに, 核家族との関連での今日的課題を整理した。}, pages = {125--133}, title = {核家族と生活空間構造}, year = {1995} }