@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000637, author = {齋藤, 眞理子}, issue = {2}, journal = {文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究}, month = {Jan}, note = {斉藤(1993)は, Oral Proficiency Interview(OPI)により中級の上と上級の下と判定されたものの談話を分析しその違いから談話の型の上達について考察した。本研究はその研究を踏まえ,1992年4月と1993年7月に同一の学習者に対して行われたインタビューの談話の型を, 接続語句, 指示語, 複文, 文末表現, 間投詞的表現の観点から分析した縦断的な研究である。1 年余りをおいて行われたインタビューで得られた談話の型の違いから, その上達を探り, 習得の過程について考察をしたものである。その結果, 接続語句は, 周囲の日本人から取り入れるという形での習得が目立つことが指摘され, また, その取り入れる過程に関する仮説が提案された。指示詞の非現場指示用法1)では, コソの使用がまずできるようになるが, アの運用はかなり難しいことが分かった。接続助詞でつながれる形の複文の場合, まず文末に終助詞的に使われるようになり, その上で後文のある形が表れるものと考えられる。間投詞的表現に関しては, 学習者がどのような場面で使うかを認識している場合が多いことが分かった。}, pages = {69--84}, title = {留学生インタビューに表れた談話の縦断的研究 : 談話の型の習得に関する考察}, year = {1994} }