@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000625, author = {吉田, 昭子}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Jan}, note = {大学生の読書離れが各種の調査で、くりかえし指摘されている。読書時間ゼロの大学生が半数を占め、読書習 慣のないままに社会人になる学生が増加し続けている。大学生は読書をどのように考えているのだろうか。大学生の「読書はしないといけないのか」という問題提起にこたえた8人の新聞記事の投書を素材に、今どきの大学 生の読書に対する考え方を記述式による具体的な調査を行い、考察した。  その結果、大学生は次のように考えている。読書は自主的にするものであり、読むか読まないかはそれぞれの 自由である。読書は自分の知らない別の世界へと導く入口である。紙媒体やデジタル媒体が持つ長所を生かして、 自分にあった媒体をいかに選んで使いこなせるかが、今後への重要な鍵であるなど、大学生一人一人の読書環境 が複雑で、多様化していることが判明した。半数の大学生が読書をしないという状況の下で、研究視点の転換が 切実に求められている。読書とは何かについて、従来の読書の定義を見直し、大学生それぞれの立場から多面的なとらえ方を見出す必要がある。その過程こそ、大学生の読書離れ対策への効果的な新たな突破口を見出す道につながる。, 研究ノート, Research Note}, pages = {89--94}, title = {大学生と読書 : 読書に関する考え方}, volume = {51}, year = {2020} }