@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000616, author = {野本, 智恵子}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Jan}, note = {ゴールドワークは金属的な光沢を持つ材料を用いた刺繍のことで、祭服や軍服、ドレスなどに用いられている が、材料が入手しにくいこと、技術が難しいこと、手入れが難しいという点で日常着に用いられることはあまり ない。そこで、本研究では日常着に広く用いることができるように、家庭で手入れしやすいゴールドワークの条 件を探るため、家庭洗濯による影響と材料について検討した。一般的に使用される材料と代替材料を土台布に刺 繍し、洗浄試験機を用いて洗浄試験を行った。試験は一般的な洗濯機での通常洗浄の機械力(120rpm)とおしゃ れ着洗い相当と考えられる弱い機械力(60rpm)において、洗剤なし、液体洗剤、粉末洗剤を使用し行った。その 結果、120rpmで洗浄した場合多くの材料に湾曲、屈曲、断裂が見られた。一方で、60rpmではわずかに湾曲し ているものもあったが、ほとんど影響がなかった。また、金属製で鋭利な切断面や折り目のある材料は引っかか りやすく変形しやすいが、化学繊維製の材料はほとんど変形しなかった。この結果から、変形しにくい材料は一 度であれば機械力の低い洗浄が可能であり、ゴールドワークの日常着への活用の可能性が示唆された。, 研究論文, Research Paper}, pages = {13--20}, title = {ゴールドワークに用いる材料に対する家庭洗濯の影響}, volume = {51}, year = {2020} }