@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000612, author = {近藤, 尚子 and 田中, 直人 and 中村, 弥生 and 関口, 光子}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Jan}, note = {実物資料研究において、多くの類例を参照し得ることが核心的に重要であることは、論を俟たない。本研究は、学園内所蔵の未整理資料の情報を、研究素材として研究者間で共有することを目的として、その概報(資料の概要を伝え、利用者に精察を促すための情報)の作成と公開を進めようとするものである。概報の作成では、より多くの資料が公開されることを重視して、利用者による追加調査にゆだねるべき情報は掲出しないこととした。つまり、利用側の研究利便と公開側の作業負担のバランス点を探すことで、効率的な情報提供の手法を模索しようとするのである。本稿では文化学園ファッションリソースセンター所蔵の一群資料(雑誌『装苑』掲載資料)を調査し、そこに得られた情報から試行的に「資料画像」、「製作年代」、「製作者」を選び、もって概報とした。今後、概報利用者からのフィードバックを集め、研究利便と作業負担のバランスをみながら再調整を進め、より適切な概報のあり方を探ることとしている。またこの手法を確立することが、学園内の未整理資料の研究素材化を進める一助となると考えるものである。, 研究ノート, Research Note}, pages = {119--124}, title = {学園内所蔵資料の研究利用促進に向けた初歩的検討と試行 : デジタルアーカイブ化を意識した未整理資料調査と概報作成}, volume = {50}, year = {2019} }