@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000595, author = {松原, 詩緒}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Jan}, note = {着装場面と着装による心理状態の変化について検討した。着装場面に合った着装をしているときには肯定的な変化が、逸脱したときには否定的な変化がみられると仮説1 を立てた。女性の方が男性よりファッションに対する意識が高いことから、心理状態の変化量は女性の方が大きいと仮説2 を立てた。そして着装場面で重視される要因から逸脱あるいは適合しているときに変化量は大きくなり、そうでないときは小さくなると仮説3 を立てた。 分析の結果、一部を除き仮説1 は支持された。心理状態の変化量は男女で変わらず、仮説2 は棄却された。懸念や対人的疎外感が大きく変化したのは社会的規範から逸脱した着装のときであり、そこに着装場面の限定はなかった。そのため仮説3 は棄却された。男性は個人的嗜好を重視する場面でも社会的規範から逸脱した着装を提示されたときに緊張が大きく高まっており、着装場面に関わらず着装が社会のルールから逸脱しているときに否定的な変化が起こることが示唆された。一方で女性は個人的嗜好に合った着装のときに肯定的な変化がみられる傾向があった。今後、実際に着装場面や着装を提示しさらなる検討をする必要があるだろう。}, pages = {57--67}, title = {着装、着装場面、性別による心理的変化に関する調査}, volume = {49}, year = {2018} }