@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000574, author = {加茂, 幸子}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Jan}, note = {粘土は焼成温度によってその性質を変える。600℃~900℃の比較的低温の焼成による素焼きの段階では焼き締まる事なく柔らかい風合いを保ち、水を浸み込む性質を持っている。そこからまた温度を上げ、1100℃を超えるあたりで粘士はより焼き締り、その性質は水を浸み込まない硬質な質感に変化する。筆者はこれまで低温の焼成によるテラコッタを素材として制作を行ってきた。そしてテラコッタに様々な描画材を用いて彩色を施しており、彩色効果は重要な表現要素となっていた。近年、筆者はテラコッタの制作だけでなく、高温で焼成する焼き締めの陶の制作も行っている。陶における彩色は焼成後の描画材によるものではなく、陶土そのものが持つ色彩を生かすことにより行っている。この制作ノートでは今まで行っていたテラコッタへの彩色の方法を確認すると共に、現在手さぐりで制作している高温焼成による焼き締めの彩色方法を模索する事を目的としている。また、高温で焼成した陶とテラコッタの比較によりそれぞれの性質への理解を深め、今後の制作の発展の助けになったと考える。, 作品ノート, Works Note}, pages = {133--140}, title = {陶土における彩色効果の研究 : テラコッタから陶へ}, volume = {48}, year = {2017} }