@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000564, author = {岡本, 泰子}, journal = {文化学園大学紀要}, month = {Jan}, note = {テキスタイルの造形表現において実用的・装飾的なものにとらわれず、素材の性質や染織技法を駆使して芸術的表現を行う分野は、“ ファイバーアート(fiber art)・ファイバーワーク(fiber work)” として認知されている。中でも“ 編む・縫う・組む” といった織機(loom)を使用しない技法の総称を“ オフルーム(off loom)” と呼び、制作者の創意工夫によるオリジナルの技法が多種見られる。筆者の制作する作品はこれに含まれ、自然のもつ構造を、有機的曲面を持った立体作品として表現するため、「シンプルな道具(針)で糸を絡めて面を編む」という絡み編み技法(linking)で空間表現やミニアチュール作品を制作してきた。今回新たな表現手段として「刺繍ミシンで糸を不規則に縫い重ねて面を作る」方法に可能性を感じ、研究テーマとして制作に取り組んだ。一般的に入手できる機材や素材を使い、アナログとデジタルそれぞれの特徴を生かし併用することを念頭に置き、原型制作や描画、縫製などの手作業による工程と、画像処理や刺繍データ作成などコンピュータを使った工程を往復しつつ、試行錯誤の結果、複雑かつオリジナリティのある造形表現が可能となった。, 研究ノート, Study Note}, pages = {47--52}, title = {刺繍ミシンを使用した造形表現}, volume = {47}, year = {2016} }