@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000559, author = {金尾, 佐知子}, journal = {文化学園大学紀要}, month = {Jan}, note = {学内残布を再生した反毛布の用途を検討することを目的として、風合い評価、一対比較法を用いた手触りによる官能検査、強度実験、寸法変化試験を行い、以下の結果が得られた。反毛布はKOSHI が大きく、NUMERIは小さいため、硬く変形しにくい布であると評価された。また、男スーツ冬用布地としては、低級であると判定された。手触りによる官能検査でも、反毛布はツィードよりもチクチク、ゴワゴワすると評価されたため、衣料用とするには向かないと判断した。引張強さ、引裂強さ、破裂強さの強度試験において、反毛布は比較布と同等の強度があり、特に摩耗強さでは、摩擦回数600 回でも織糸の切断は観察されず、どの比較布よりも摩耗強度が大きかったので、衣料以外の用途で強度には問題ないと思われる。洗濯による寸法変化もデニムや麻地よりも変化が小さく、洗濯にも耐えうると考えられる。  反毛布を衣料用として学生が再利用することが望ましかったが、硬さや風合いに問題があったため、手提げバッグを作成し、学内外に配布し、本学服装学部のUSR 活動のアピールに活用することにした。}, pages = {1--7}, title = {学内で回収した残布を再生した反毛布の性能}, volume = {47}, year = {2016} }