@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000545, author = {由利, 素子}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {日本の伝統的な和柄に対して、現代の若者が持つイメージを調べるために、和柄15種と現代物柄5 種について、白黒で紙に印刷したものを試料とし、SD法を用いて各柄の印象評価を行った。被験者は本学の女子学生30名である。項目ごとに各柄の印象評価の平均を求めた。更に20柄の評価傾向を絞り込むためにクラスター分析を行い、柄を3クラスターに分類した。また、柄と項目との関係を調べるため、因子分析を行った。柄の印象は、モチーフと表現の仕方で異なる。単純で細かい連続柄(青海波、網文様etc.)は、大人っぽいが、暗く昔風、かたい、平凡、重い、面白くないと感じている。動植物柄で動きがあるもの(ねじ梅、桜文様etc.)は、お洒落で明るくやわらかく軽いという印象になる。また、柄が大きく濃淡がある柄は印象が大きく異なり、和柄であっても、今風で個性的、面白く派手で新しく洋風な印象(蝶、弁慶格子etc.)となる。14評価用語から「個性」「親しさ」「魅力」の3因子が抽出された。和柄の多くは、個性や親しさは低く感じられている。魅力のある柄として、動植物が描かれている柄や、濃淡がはっきりしている柄が選ばれている。}, pages = {25--31}, title = {女子学生における和柄の印象評価}, volume = {46}, year = {2015} }