@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000544, author = {青木, あすみ}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {近頃、若者がこぎん刺しのアイテムを身に着けているのをしばしば目にする。それらは30代から40代を中心とした作家によって作られているものも多い。書籍や雑誌においてもそれらが取り上げられていることから、こぎん刺しの注目度が高まりつつあると考えられる。こぎん刺しは江戸時代の藩政においての衣服の制限と、津軽地方の気候条件が生み出した手仕事である。極寒の冬を乗り越えるための保温効果の追求が、結果としてこぎん刺しの要である緻密かつ大胆な幾何学模様を生んだ。交通網の発達や環境の変化等により一旦衰退したものの、昭和初期以降に再興を果たしたこぎん刺しは、古作とは異なる素材の使用や配色が成され、美しい幾何学模様として生活の中に取り入れられていった。今日でもこぎん刺しの模様と手法は時代に合わせて進化している。しかし一方では、発展という名のもとに従来のこぎん刺しの認識とは大きくかけ離れつつあるものも見受けられ、こぎん刺しの伝承が懸念される。本論では文献調査と現地調査を行い、こぎん刺しの美しさの特徴を明らかにし、未来へ継承する上で求められるものを考究した。}, pages = {13--23}, title = {こぎん刺しの美の特性と今後にむけて}, volume = {46}, year = {2015} }