@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000541, author = {須田, 理恵 and 田村, 照子}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {本研究においては、既報(須田と田村 2006)の研究結果より選定された肌触りの異なる市販肌着試料A、Bを用いて、若年成人女子を対象に心拍変動解析法と近赤外線分光分析法による肌触りの評価を試みた。試料Aは表面が滑らかで好まれたものであり、試料Bは表面が粗く好まれなかったものである。心拍変動の結果、試料Aの交感神経がより亢進している点で共通性が見られるものの有意な差は認められなかった。近赤外線分光分析法(Near Infrared Imaging System、以下NIRS と称する)の結果、脳活動の増加の傾向が認められるが有意差はなく、肌着の肌触りを評価する上では、試料間の差の設定、着用時の測定時間、差替え動作の統制、頭髪アーチファクト制御等の検討課題が抽出された。物理及び表面特性が大きく異なる試料を対象とした、これらの先行研究の結果を受けて、市販肌着程度の肌触りの差について神経生理学的手法による評価の有効性を検討した結果、いずれの手法についても試料間の有意差を得ることはできず、心理的には明確に差のある肌触りの差をこれらの手法で判定することは、現状では困難であるとの結論が得られた。}, pages = {59--66}, title = {肌着の触感評価法における心拍変動解析と近赤外線分光分析法(NIRS)の有効性に関する検討}, volume = {46}, year = {2015} }