@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000539, author = {根本, 賀奈子}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {前報では、ミンクの毛皮を使用し、ニッティング加工によるマフラーの実物製作を行った。本報では、近年、コレクションにも多く見かけられている毛皮の加工技法の一つであるレイヤード加工を取り上げることにした。レイヤード加工は、布帛と組み合わせることにより、毛皮の最も重要な課題である毛皮量の減量化と軽量感を出す加工法として注目されている。使用する毛皮は、フォックス一匹を使用する。細い幅にカットして、裁断した布地に一定の間隔で、縫い付けていく方法である。製作する作品は、学生にも製作できるカラーレスジャケットとする。結果、布帛と組み合わせたことにより、毛皮一匹で十分に足りることが確認でき、軽く柔らかい豪華なジャケットを製作することができた。また、毛皮は部位により毛皮の質感や、裏の皮革面の硬さや伸び方に大きな差があるため、使用する部位を選び、製作することが重要である。背中心側の毛皮は、毛足が長く見栄えがするため目立つ部分に使用するとよい。尻尾側は、毛質が悪く厚みがあり、また、腹側の部分も毛が薄く皮革面の伸びがあり、使用を避けるか、目立たない箇所に使用するとよい。以上のことを踏まえた製作工程を報告する。, 研究ノート, Study Note}, pages = {57--63}, title = {毛皮の加工技法についてII : レイヤード加工による実物製作}, volume = {45}, year = {2014} }