@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000533, author = {小川, 裕子 and 梅田, 悠希 and 鎌倉, 明香 and 髙木, 美希 and 三富, あすみ}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {貝紫とは、アクキガイ科に属する貝のパープル腺から採取した染料であり、これを用いた染色は古来より地中海沿岸や中南米で行われてきた。美しい紫の発色に加え、染料の希少性ゆえに高貴な身分の者の色とされ、時の権力者らが好んで着用した記録が残っている。現在では貝紫の研究も進み、合成貝紫染料の開発に成功している。しかし、我々の衣服の中に貝紫染色を見ることは殆どない。本研究では、合成貝紫染料を用いた現代のファッションデザインを提案することで貝紫染色の可能性を拡げ、また認知度の向上を目指した。制作の前段階として、貝紫の歴史と現状を把握すべく、文献やインターネット、聞き取りにより調査を行った。その結果、貝紫染色工房・商品の規模は小さく、特にファッションの流通には殆ど乗っていない現状が明らかとなった。これらを踏まえ、5 体の衣服を制作した。それらに対しファッションデザイナーらに評価を求め、デザイン上の細かな修正点や今後の課題等、客観的評価を得ることができた。最終的に、5 体の衣服作品に染織工芸作品を加えての合成貝紫の展示会を実施した。}, pages = {1--10}, title = {合成貝紫染色の現代ファッションへの応用}, volume = {45}, year = {2014} }