@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000518, author = {七里, 真代}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {近年、造形の分野は様々な発想・手段により多様化している。中でも、写真表現の伸展の領域は計り知れない。科学の進歩により誰もが手軽に楽しめるデジタル写真と、独特の仕上がりを表現することが可能なフィルム写真。それぞれの特性は、老若男女の心を魅了し、今や空前のブームとなっている。筆者は架空空間のみで築く作品の表現手段に、現実空間を生み出す写真を組み入れ融合させることで、観る側に今以上のあらゆる連想を掻き立てる表現とは何かを模索した。架空空間と現実空間、双方の調和を見いだすための写真分野における新しい表現の可能性を考察するため、様々な現像作業工程を試みた。それはデジタルカメラの利点とゼラチン・シルバー・プリントの利点などを活かした更なる表現への実験であり、作品制作の中における写真表現として新たな手段を位置づけるベースとなるものである。今後、この実験結果を基にして更なる研究を進め、確立した表現にしていく事が課題となる。}, pages = {59--66}, title = {デジタル画像データを使用したゼラチン・シルバー・プリントによる造形的写真表現に関する考察}, volume = {43}, year = {2012} }