@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000513, author = {小川, 裕子}, journal = {文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {本論では、ファッションデザインコンテストの現況と問題点を明らかにし、改善策を探ることを目的とする。まず、文献等により実施目的や内容を分析した。また、受賞者がデザイナーとなった事例より、コンテストが果たした人材育成としての役割について考察した。そして、海外の国際的コンテストの実施内容と比較し、日本のコンテストの問題点を探った。その結果、コンテストの目的は人材発掘と人材育成が第一であるが、積極的に人材育成を意図し、具体的な内容を設けたコンテストは非常に少ないことが明らかにされた。また、コンテストでの人材育成とは、デザイナー志望者が自身で活動を展開する上での機会提供や広報活動のような補助的な支援が主であった。それに対し海外では、受賞者の就職先の斡旋など、ファッション産業に直結したより積極的な人材育成がなされていることが明らかとなった。日本では支援体制が整っていないのが現況であるが、更なる試みにより、我が国においてもコンテストを通じて、より効果的な人材育成が実施されることを期待したい。}, pages = {1--9}, title = {日本におけるファッションデザインコンテストの現況と課題 : 人材育成の視点より}, volume = {43}, year = {2012} }