@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000495, author = {小柴, 朋子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {ウールは保温性や吸湿性が他の繊維に比べ特に優れる。近年はウォッシャブル機能が向上し,さらに,消臭性やムレにくさの長所を生かして,スポーツ用インナーとして,新しく展開が図られている。高品質な繊度の細い繊維長の長いメリノウールが出回り,国際的な品質保証制度が定着してきたことに伴い高機能な製品が展開されてきているが,さらに新機能を付与するため,ウールと他の繊維とのブレンドファブリックが様々に提案されて,市場に出回っている。スポーツ用インナーとして市販されている衣服を含め,編み組織と染色の異なるウール100% 4 種とシルク100%4種,ウールシルクブレンドファブリック2種を用いて,スポーツ用インナーとして求められる熱水分移動特性について測定し,それらの物理的性能間の関係性について考察した。その結果,ウールとシルクはともに獣毛繊維であるため,厚さと重さは高い相関を示し,厚さと重さはそれぞれ保温性,吸湿透湿性,乾燥性と高い相関を示したが,吸水性,熱伝導性とは相関が低かった。シルクをブレンドしたニット布は,薄手の内着素材として,保温性,吸水性・透湿性に優れ,スポーツ用肌着として着用快適性が期待できることが示された。}, pages = {57--66}, title = {ウールブレンドニットの熱水分特性}, volume = {40}, year = {2009} }