@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000487, author = {松田, 純子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {本稿は,1959年から1977年までにオーストラリア及び欧米で一斉を風靡して活躍した,ウォールペーパーデザイナーのフローレンス・ブロードハースト(Florence Broadhurst 1899~1977)のウォールペーパーデザインについて取り上げ,プリントデザインの特性に関する研究の一助にするものである。ブロードハーストは正式な造形教育を受けていないにもかかわらず,様々な職歴の後,60歳から独学で制作したデザインは,78歳で亡くなるまでの18年間の間に530点にも上る。非常に広範囲なジャンルのデザインパターンの規格を持ち,従来にない色彩や素材開発についても先駆的役割を担った。そのデザインの多様性は,壁面の表層性の価値転換を超えたエンドレスタブローにほかならない。あくまでも一次加工段階のためのデザイン画でありながら,版下であり,完成予想図であるというフレキシビリティを有し,ウォールペーパーデザインが,インテリア空間に果たす「色」と「柄」の役割の可能性を構築した功績を論ずる。}, pages = {71--85}, title = {フローレンス・ブロードハーストのウォールペーパーデザイン : その今日的意義}, volume = {39}, year = {2008} }