@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000480, author = {木村, 典子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {家庭科教職課程履修者の家庭科観と生活経験の関連を研究する。「家庭科」のイメージは生活に必要で役に立ち,楽しく,知識と技術を習得する,実習の多い教科である。しかし生活の範囲は狭く,学ぶ内容も家族・家庭,食生活,衣生活の3 項目に集中しており偏りがある。生活経験と家庭科内容のイメージには関連があり,生活経験の豊かさは教科観構築につながる。生活体験が生活経験に達しておらず,できることとできないこと,できる人とできない人の二極化と,他者依存の生活態度がみられる。地域の生活者ではなく,他者理解も浅い。以上の学生が家庭科教師に成長するには生活経験を豊富にして生活視野を広げ,生活の確立と他者理解を深める必要がある。そのために大学の家庭科教育は(1)体験と知識を経験にする(2)積極的体験に移行する(3)経験の過程を経る(4)生活経験から教材を発見する(5)他者との交流を豊かにする(6)長期的生活を視野にする(7)家庭から社会と社会から家庭をみる目を養う(8)生活主体の自覚をもつ(9)家族と社会への甘えを絶つ(10)自分育てと他者育てを並行する(11)一人暮らしを意識した学習展開が必要である。}, pages = {95--106}, title = {家庭科教員志望者の家庭科観と生活経験の関連}, volume = {38}, year = {2007} }