@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000478, author = {濱田, 勝宏}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {服装学研究の中に服装に関する社会科学的研究の必要性が説かれるようになって,我が国では半世紀を越すほどになった。同時にその方向づけは,ひとまず服装社会学として成長することに求められてきたと言ってよい。きわめて限定的な範囲のものではあったが,従来の社会学に根ざした服装社会学が市民権を得るようになって40年余りの歴史が経過している。この歴史は必ずしも長いものと言えないが,少数の先駆者たちが試行錯誤を繰り返しながら徐々に築きあげてきた軌跡は,その基本的な経緯すら記録されることが少ない。同時に,世代の交代,社会的状況の変化がもち込む新たな課題の多さによって,これまでの研究的水脈すら見失われがちである。また研究の活発化が進行したことに併行して,研究・教育の制度的整備が,その必要性を説く人々の努力によってなされたことも失念されがちである。そこで,これまでの服装社会学の変遷をふり返ることとした。そして,服装社会学と社会学の関連を確実に跡づける一方で,そこに存在した課題,今日的に浮上している新たな問題の整理という点で私見を述べることとした。但し,本稿のみでは十分な整理が不可能と思われたので,次稿以後に継続することとした。}, pages = {25--37}, title = {服装社会学と社会学(1)}, volume = {38}, year = {2007} }