@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000476, author = {荒井, やよい and 田村, 照子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {文化学園服飾博物館所蔵のアジアの民族服について実物資料の継続調査を行った。苗族の女性用下衣,プリーツスカート(百褶裙)のプリーツの構成,装飾,縫製等に着目し11点を選んだ。個人所有の3 点と合わせ(1)中国8 点,(2)ラオス1 点,(3)タイ2 点,(4)ベトナム3 点の各資料の形状,プリーツの構成,縫製方法,装飾技法について調査した。素材は綿または麻で藍染,ろうけつ染され,布幅は28 cm から80 cm であった。今回の調査資料で布幅を最大限生かし縦方向に7 枚から16枚接いだ4 点は,布の耳に平行にプリーツが寄せられ,横方向に2 段から4 段接いだ9 点は,耳に垂直にプリーツが寄せられる。1 段目のプリーツ1 本に2 段目は2 本のプリーツをだかせ腰囲でのヒダ数がウエストの2 倍になる。この構成は4 カ国共に見られ,着装での審美性,機能性への配慮が確認できた。接ぎのないものは1 点で何れも裁断での無駄はない。全て手縫い6 点。手縫い及びミシン縫い8 点。装飾のろうけつ染めとプリーツ加工は調査資料の代表的特徴である。刺繍は8 点に,襞飾りのスモッキングも8 点に見られ,アップリケ,パイピング等の装飾で色が加えられる。調査により苗族の知恵と工夫が確認できた。}, pages = {107--122}, title = {アジアの民族服に関する被服造形学的研究 : 文化学園服飾博物館所蔵品の分析調査(3)}, volume = {38}, year = {2007} }