@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000464, author = {塚本, 和子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {19世紀の婦人服,クリノリン・ドレスについて,文化学園博物館において,縫製の調査,パターン採取を中心に,実物資料の調査を継続して行っている。今回はスカート・パターンの特徴について考察した。1860年代のデイドレス実物資料7点,文献をもとに製作した1860年代のドレスの複製作品3点,計10点のパターンを整理し,まとめた。ウエストがより細い方が良いとされていた時代であったが,ウエストの出来あがり寸法が50 cm 代のドレスは10点の内1点のみで,他の9点は60 cm 代であった。スカートを製作するために必要な布地の使用量は,スカートの大きさや広がり,シルエットが変化しても,工夫して裁断されているため,使用量に大きな影響は見られなかった。当時のスカート作りは,スカートの丈と縫い代分を見積もり,布地を裁断,スカートの広がりを考慮して,布地の中央に傾斜をつけて裁断,各縫い目を縫合,そして形を見ながらプリーツをとり,作られたものと推察した。従って,パターンを作り,布地を裁断する現在の方法とは異なる手順で製作していたものと考えられる。}, pages = {15--28}, title = {クリノリン・ドレス(1860年代)のスカート・パターンの特徴}, volume = {37}, year = {2006} }