@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000463, author = {矢中, 睦美}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {近年,省エネルギー問題に対する取り組みが一層強まりつつある。国は二酸化炭素の削減への具体策を提示し,国民生活に対して「冷房28℃・暖房20℃」という適性室内温度を提唱した。本研究では,綿・ポリエステル混紡地について,快適性を左右する要因である水分特性と肌触りが,混紡率を変えることによりどのように変化するか,洗濯を行うことでどう変わるかを検討した。洗濯回数が増すごとに吸水率が大きくなり,洗濯1回以降では吸水率の増加がにぶる傾向を示した。綿・ポリエステル混紡地では,綿の含有量が多い程水分率が高くなる傾向があり,綿地を比較するとポリエステルが洗濯による寸法変化の影響を少なくすることがわかった。肌触り感に関する官能評価においては,原布と洗濯処理布との間に差が見られること,ポリエステル地に綿を加えると綿の評価に近づくこと,ならびに肌触りをほぼ一定に保つはたらきがあることがわかった。肌触りにおいては,綿・ポリエステル混紡ブロードでは綿の特性が混紡率以上に現れること,水分特性については混紡の効果がそれなりに現れることがわかった。}, pages = {47--57}, title = {綿混紡地の洗濯による水分特性と肌触りの変化}, volume = {37}, year = {2006} }