@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000462, author = {荒井, やよい and 田村, 照子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {文化学園服飾博物館所蔵のアジアの民族服について, 実物資料の分析調査を行った。袖の構造に着目し以下の4点を選んだ。①インドの上衣, ケリヤ。②イランの上衣, ジレット。③トルコのブラウス, ギョムレク。④トルクメニスタンのドレス, コイネク。各資料の形状, パターン,裁ち合わせ,縫製方法, 装飾技法について調査し, 試作服の製作, 並びに着装実験によって上肢の運動機能性を評価した。各資料の素材はインドが綿, 他の3点は絹で, 布幅は32cmから70cmであり, いずれの資料も布地を無駄にしない, 布幅を最大限生かしたパターン, 裁ち合わせになっている。縫製は, 全て手縫いが3点, 手縫いとミシンの併用が1点で, 装飾の刺繍は徽密かっ正確で補強も兼ねている。4点共水平袖で、あり脇下に襠を付ける, 脇下を開口する, 脇布と内袖布を繋げて上挙の形態で構成する等上肢を上げ易くするための運動量確保の工夫がなされ, 着装実験で運動機能性が確認できた。アジアの民族服はゆとりの多い寛裕型, 平面的で許容範囲の広い形態が多く, 様々な形状の檎を活用し運動機能性を高め, 日常のあらゆる姿勢, 動作に対応させていることが明らかとなった。}, pages = {103--118}, title = {アジアの民族服に関する被服造形学的研究 : 文化学園服飾博物館所蔵品の分析調査}, volume = {36}, year = {2005} }