@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000456, author = {由利, 素子 and 森川, 陽}, issue = {36}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {最近,和紙を使用した繊維製品が注目されている。本報では,和紙織物と,同じセルロース繊維である麻及び綿の織物とを比較検討した。とくに,実用を考えて,和紙織物の性能が洗濯によりどのように変化するかを検討した。1.和紙は親水性繊維であることから水に影響を受けやすく,ある程度収縮やしわなどの形態変化は起すが,麻,綿織物との大きな違いはなかった。表面の毛羽立ちは,麻や綿織物よりは起きにくかった。2.洗濯回数が増すごとに吸水性が大きくなった。和紙織物では,毛細管現象による吸水は麻,綿の織物に比べるとやや小さいが,表面からの水滴吸収では,麻,綿織物と同様に優れた吸水性を示した。3.手触りによる感覚的性能評価では,原布と洗濯処理布との間に差が見られた項目が多かったが,洗濯回数の異なる処理布間(洗濯1回,5回,10回)での評価の差は小さかった。今回の洗濯回数は10回までだが,和紙織物が十分洗濯に耐え得ることが確認できた。, Article}, pages = {61--69}, title = {和紙織物の洗濯による性能変化}, year = {2005} }