@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000446, author = {成田, 香野子}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {デザイン画表現においてよ衣の着装動作時に発生するドレープを描き表わすことは, 最も重姿な表現の一つであると考える。ドレープは基本的には立体である人体と平面の布との狭間に作られた空間的ゆとりが, 着装動作時に身体と布との接点、聞で引き合うことにより生じるものである。本研究では本学一学年次の「ファッション画基礎表現学習」 におけるシャツブラウスを取り上げ, 2つの高さの異なる袖山の既製品を選び, モデルに着装させ, 観祭し, ラフスケッチを行うと共に, 平面パターン, 立体構造から着装動作時の袖と身頃に出来るドレープのデザイン画表現実験を行った。その結果, 袖山の高い方は袖ぐりの曲線が強く, 上腕部から胸部全体において布が体に近接し, 身体の形態が表面に現われやすく, 動作と共に短い曲線状のドレープが観察された。一方, 袖山が低く身幅が広い方は身頃前後の左右4箇所にゆとり分である縦のドレープが生じ, 腕部全体をボックス型に包んだ。袖ぐりは前者より直線的で肩を接点に肘, 手首それぞれが布と接点を持ち, それらを繋ぐ深い直線的なドレーブが観察された。これを描き分けるには着装状態の観察から描線の太さが有効に働くことを理解することが重要であると考える。}, pages = {35--44}, title = {異なるシャツブラウス袖のデザイン面表現研究}, volume = {34}, year = {2003} }