@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000441, author = {濱田, 勝宏}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {都市型社会を基本とする現代日本社会に注目しながら, 主として核家族を基盤とする都市的生活構造の要因分析に時間をかけてきた。これらの分析を進める過程での基本的な視野は, 第一に, 現代日本の家族集団が核家族化をたどることによって, 事実上, 小家族化するとともに, その機能を縮小したという点に中心をおくものである。第二に, 核家族の機能縮小は, 日常生活に必要な物財やサービス, 福祉的扶助の機能が, 専門機関群によって提供されるものによって代替されるという実態である。 これらの基本的潮流について, 都市社会学の研究にみられる成果を応用しながら, 若干の検討を加えてきた。これらの結果から, 核家族は, 地域社会をはじめとする共同体的社会関係よりは, 都市型社会に整序されている専門機関や, 成員が直接・間接を問わず関係を維持している社会的機能集団に対して,機能的社会関係を濃厚なものとする傾向をもつことが明らかになった。端的に言って, 現代人の人間関係は, ライフスタイルとして変化をみせている。本稿は, その点を社会関係と相互行為, 生活構造要因としては, 生活関係構造と生活文化構造という関係枠で検討しようとするものである。}, pages = {27--36}, title = {社会関係と相互行為}, volume = {33}, year = {2002} }