@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000440, author = {演田, 勝宏}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {現代社会の社会構造変動の特性や問題点を核家族に焦点をあてるという視角で,マクロ社会学の立場から考察する作業を進めてきた。その綜, 都市的生活構造概念を整理し, その三要因という局面からの検討を行ってきた。特に,この両三年は, 生活関係構造との関連から, シカゴ学派社会学の再検討も含めて,論稿を提出してきた。その問, コミュニティ, 近隣, 友人といった人間関係的側面においては,マクロ社会学特に構造機能理論だけでは処理しきれない諸問題が多いことに改めて気づかされた。そこで,一転してこれまで看過することの多かったミクロ社会学的手法の導入を考え, 生活関係構造, 生活文化構造における課題の処理に役立てたいと思う。富永健一のマクロ社会学,ミクロ社会学の区分に負うところ大であるが, その基本線にたちつつ, G.ジンメルの相互行為, C.Hクーリーの社会心や第一次集団にみられるミクロ社会の成立をふまえながら論考の方向を示した。アメリカ社会学の中に脈々として流れるミクロ社会学の文脈を再び評備する作業の必要性も強調したところである。}, pages = {45--52}, title = {ミクロ社会学への転換 : G.ジンメル, C.H.クーリーなど}, volume = {34}, year = {2003} }