@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000432, author = {鹿島, 和枝}, issue = {33}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {ジャケット製作をする場合に大切なことは,シルエットを美しく保つことと布地の持つ風合いやきれいさを損なわずに仕立てることである。今回は絹100%縮緬の着尺地を用いて,前身頃の裏打ち仕立てについて検討した。裏打ち布3種類と,張りを持たせるための接着芯4種類について基礎実験を行った。さらに,着尺地に裏打ち布と接着芯を組み合わせた試料を製作し,官能検査を行った結果,かなりの有意性が見られ,その官能評価の高い組み合わせで実物製作を行い,次のことが確認できた。(1)着尺地でジャケット製作をする上で,形くずれを防ぐためには,仕立てる前に着尺地は湯のしに出し,裏打ち布は地直しを行った方が良い。(2)使用した布地程度では,ジャケット前身頃の裏打ち布には,接着芯を貼らないものより,裏打ち布に張りを持たせるために接着芯を貼ったものの方が見栄えが良く,縫い縮みも少ない結果となった。(3)着尺地は,布幅が狭いが,デザインによってはマーキング効率も良く,縫製しやすく,洋服地と同じように扱うことができる。(4)裏打ち仕立ての方法は,簡単で軽く仕上げることができ,表布の風合いを損ねない方法である。, Article}, pages = {1--15}, title = {着尺地を用いたジャケットの裏打ち仕立てについての研究}, year = {2002} }