@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000428, author = {柴田, 眞美}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究}, month = {Jan}, note = {筆者は,大学の学部で日本画を勉強した後,生体 (人物や動物) の深い表現をめざして,大学院では美術解剖学を学んだ。日本画の制作は,絵を描く事や絵具を忘れないようにするために,素描や小品の制作は続けてきたものの,本格的な再開は,論文が一段落してからとなった。 そして,今回,ようやく作品としてのF100号の日本画「冬の馬」を描き,発表する事ができたので,これを機に,美術上で描かれた,馬の姿に関する筆者のこれまでの研究の概要を整理すると共に,本作品の制作過程および反省点を記しておくことにした。 描き手から見た場合の,モチーフの形や大きさという感覚に合うアプローチとして,馬を用途別に,競馬,競技馬術,実用馬術,重輓曳,山間・島使役に大別し大きさやポーズ,作例を見る側の印象認識,また美性などについて論じた。その上で, 「山間・島使役の小格馬であり,山間の雪景色の背景」の分類にあたる本作品制作を振り返り,制作意図を通すことの大切さや,あるいは会場での展示による欠点の明確化などにより,今後の制作につなげていく過程を示した。}, pages = {83--91}, title = {美術上の馬の表現及び日本画「冬の馬」制作}, volume = {32}, year = {2001} }