@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000421, author = {平良木, 啓子 and 三吉, 満智子}, issue = {31}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {人体に適合した被服を作る際には、人体の数量的な計測値のほかに、形状の特徴を反映させることが重要と言える。現在日本で使用されている成人女子用上半身原型作図法の多くは、胸度式と呼ばれるバスト寸法や背丈などの1、2の長さを用いた各部の算出式を用いて行う方法である。しかし、一定の算出式を用いることによる不適合が特にバストの大きい領域で生じることが経験されている。そこで本研究では、個体に合う原型作図法を求めるため扁平率や厚径といった横断面の特徴を反映させ、より適合の良い原型作図法の検討を行った。結果は以下の通りである。扁平率で分類した各体型間には、身幅を分ける背幅・脇幅・胸幅の中で脇幅に有意な差がみられた。また、原型各部の算出式にはこれまでに多く使われてきた直線式だけでなく、高次の関数曲線式を用いることで、少ない説明変数で高い寄与率の推定式を求めることができるという予測が得られた。今後は作図のコンピュータ化などによリ、計算の複雑さは問題にはならず、有効で精度良く計測できる少ない説明変数による高次関数曲線式による原型作図は、有効であると考えられた。}, pages = {91--104}, title = {上半身原型作図法の研究 : 原型の背幅・脇幅・胸幅の算出方法}, year = {2000} }