@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000407, author = {谷口, 久美子}, issue = {30}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {居住空間における規模感覚は, 「空間経験の蓄積による尺度の変化」と「感覚量を基準とした空間量の調整」を繰り返しながら次第に形成されていくと考えられる。そこで,本研究では,実際の居住空間における空間経験と規模感覚との関連性について明らかにすることを目的とした。本報では,女子学生寮の入寮期における個室の「広さ感」,「ゆったり感」と空間経験に関するアンケート調査結果ついて考察した。 その結果,以下のような知見を得た。①居住空間の「広さ感」,「ゆったり感」は,以前に経験した居住空間を基準とした相対的な尺度で、評価される傾向がある。②作業スペースの確保は「ゆったり感」へのプラス要因として働く。また, 「居住空間の『広さ感』や作業スペースを得ることを目的として家具配置の変更が行われた結果,空間の評価が高くなる」という「感覚量を基準とした空間量の調整」と「空間経験の蓄積による尺度の変化」の相互関係がみられ,居住空間において空間規模感覚が形成される過程の一端も示された。}, pages = {117--124}, title = {居住空間における空間経験と規模感覚との関連性に関する研究 : 女子学生寮の入寮期における「広さ感」,「ゆったり感」と居住経験の関連性について}, year = {1999} }