@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000393, author = {勝田, 春子}, issue = {29}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {近頃日本人のマナーの低下が問われており,食事のマナーに関しても多くの問題が指摘されている。豊かな生活とともに,生活様式も多種多様となった。特に食生活においては,飽食の時代,グルメの時代といわれ,他国籍の料理が食卓をにぎわせている。このような食生活の中で,若年層の「箸離れ」が進み,日本の食文化に大きな変化をもたらしている。「箸にはじまり,箸に終る」というたとえは,わが国の食礼で大切な意味を表現しているのは周知の通りである。箸とともに食文化も形成されて,わが国独自の食文化が出来た。本稿では,児童の「箸」に関しての意識がどのようにとらえられているかアンケート調査を試みた。箸の正しい持ち方が行なわれているのか,正しい使い方がなされているのか,自分の手に合った箸を使っているのか,箸機能の所作がうまく運んでいるのか等の調査項目を踏まえ,箸のタブーとされている「きらい箸」についても調査を試みた。調査結果から考察すると,回答者の81.9%は,箸の正しい持ち方は出来るが正しい使い方となると, 61.5%という結果であった。 箸,スプーン,フォークのうち使いやすい用具は,箸の48%,スプーンの37%,フォークの15%という数字がみられた。この結果により「箸離れ」の傾向が感じられる。正しい箸使いは,日本人の食生活の基本をなし,食事マナーの中核をなすものである。手,指の活動を活性化して,脳の働きをより活発にする。さらに人格形成を育成していく上でも大切なことであると思われる。今回は13項目の調査について報告する。}, pages = {1--10}, title = {「日常食からみた箸の意識」についての調査(第1報) : 東京都練馬区立小竹小学校児童および保護者}, year = {1998} }