@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000381, author = {丸茂, みゆき}, issue = {27}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {本稿は,フリープラン賃貸住宅を対象に,住戸計画ならびにインテリア計画の可能性について考察することを目的としている。フリープラン賃貸住宅とは,スケルトン(建物の駆体)とインフィル(内装や設備)とによって構成される新しい供給方式の集合住宅であり,インフィルの設計には居住者自身が参加することができる。したがって,一般の集合住宅に比し居住者の要求や意識が反映されやすい集合住宅として意味づけられる。 調査の結果によれば,住戸計画においては,居室数を減らし居室規模をより拡大した住戸が多く,ワンルーム的に使用している住戸や,間仕切りや家具配置の工夫によって可変性を意図した住戸などが多く認められた。またインテリアの計画の特徴においては, 「構造の特徴を生かしたインテリア性の追求」「インテリアコーディネートの追求」「インテリアデコレーションの追求」の3タイプに類型化する事が出来,それぞれ個性ある空聞が創出されていた。全般的に,フリープラン賃貸住宅ならではの多様で創意に富む住戸・インテリア計画が行われており,居住者自身もこの住まいを積極的に住みこなす姿勢をもっている。そうした点から判断し,内装の自由設計による集合住宅は今後も継続的に供給されることが望まれる,価値ある供給方式であると認められる。}, pages = {149--160}, title = {フリープラン賃貸住宅における住戸・インテリア計画の可能性について}, year = {1996} }