@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000371, author = {松本, 美保子}, issue = {26}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {本学で織物授業をする際,学生が自分のイメージをどのように作品のなかに表現すればよいのか戸惑う場合をよく見かける。そのため織物の技術面ばかりに目を向け,自分の中にあるイメージを的確に表現することができぬまま仕上げ,結果,創作への理解力に欠けた作品ができあがる。筆者はこの点に問題を感じ,学生の創造力が織物制作のなかにどの様に織り込めるか。学生が「自分で感じたイメージを無理なく表現する」その手がかりを見つけ,これをクリエイティブな仕事に役立てるばかりでなく,あらゆる生活の基盤として役立つような教授法とはどの様なものかを考えた。今回考察した教授法は,素材自由な糸を作らせ,創作した糸のイメージにあう背景を自由に作り,創作糸がより一層効果を引き出せるよう指導するものである。さらにできあがった糸を学生全体で見比べ,批評しあい,自分の気付かなかったところを吸収し,理解度を深めさせる。この結果,イメージを表現することに徐々にではあるが慣れてきたが,その深さは果てし無いということを理解したようである。この糸作りによる教授法を段階的に記してみたい。}, pages = {87--98}, title = {テキスタイルデザインにおける発想の手がかり : 創作糸による教授法}, year = {1995} }