WEKO3
アイテム
常平架装置をもつ球形香炉の研究 : ヨーロッパ所在品を中心として
http://hdl.handle.net/10457/2222
http://hdl.handle.net/10457/2222d0bfc6a1-c630-4e9f-bf48-b121d2d6c1e7
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2015-03-20 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 常平架装置をもつ球形香炉の研究 : ヨーロッパ所在品を中心として | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
著者 |
中谷, 昭子
× 中谷, 昭子
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著者(ヨミ) | ||||||||
姓名 | ナカタニ, アキコ | |||||||
著者別名 | ||||||||
姓名 | Nakatani, Akiko | |||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 正倉院に伝存する銀・銅2個ある薫炉は, 1200年も前に作られたものであるが,鎚起による半球を2つ合わせて球としその中に,自在の三重の輸の常平架装置に支えられた火炉をもっている。球という形状と,その表面の加飾の美しさと,更にその球が回転しても火がこぼれないという,独特の仕掛に興味をもち,この球形の香炉が,洋の東西にどう伝播し,どう使われたか調査したいと思った。 そこで美術館や博物館を尋ね歩いて,球形で,常平架装置の火炉をもつ香炉の,現存品を探した。現在までに収集,調査できた資料は総計55点にのぼるが,これをヨーロッパ地域製41点,アジア地域製14点に大別し,今回はヨーロッパ所在品を中心として考察を行った。 その結果判ったことは,ヨーロッパのものには, 12世紀を上る現存品はなく,しかも1600年頃までの時期に集中してある。その間に,はっきりした加飾の推移,文様の変化が現われていて,その背景にある,イスラム金工の西欧への移入の実態が明らかになった。しかもこの小さな1個の金工品がその主役の一端を担っており,“veneto-saracena(ヴェネチアン・サラセン)"と呼ばれる金工の一系列の発生に関する,ヴェネツィアと東地中海地域の出会いの歴史の中の,興味深い事実を知ることができたので報告する。 |
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引用 | ||||||||
文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 25(1994-01) pp.127-145 | ||||||||
書誌情報 |
文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 号 25, 発行日 1994-01-31 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 0919780X | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN10432144 | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
日本十進分類法 | ||||||||
主題Scheme | NDC | |||||||
主題 | 756.2 | |||||||
その他のタイトル | ||||||||
その他のタイトル | A Study on the Spherical Incense Burner with Gimbal Ring : those mainly in Europe | |||||||
タイトル(ヨミ) | ||||||||
その他のタイトル | ジョウヘイカ ソウチ オ モツ キュウケイ コウロ ノ ケンキュウ : ヨーロッパ ショザイ ヒン オ チュウシン ト シテ | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 文化女子大学 | |||||||
その他の寄与者 | ||||||||
文化女子大学 |