@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000357, author = {柴田, 早苗}, issue = {25}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {皮革縫製は布地と異なり,一度縫製した箇所をほどくと縫い穴が残ってしまうので,縫い直しがきかない。さらに手作業によるまつり,星止めなどができない。また,ステッチ位置は重ね枚数が異なり,縫い目を一様にきれいに縫製することは難しい。そのためミシン縫製には,布地縫製とは違う細心の注意を必要とする。 そこで今回は,婦人用衣料皮革として多く使われるピッグスエードを試験布として,重ね枚数を, 2枚, 4枚, 6枚とかえ縫い目がどのように違うか, 3種の針, 4種の縫い糸の組み合わせで,縫製実験を行った。その結果重ね枚数の違いによる縫い目の変化は,厚さが増えるほど顕著に現れ, 2枚重ねより, 4枚重ね, 6枚重ねの方が,縫製箇所の伸びがやや大きくなるのに対して,針目は細かくなり,また上下のずれ寸法も大きくなることがわかった。このことから厚い箇所の縫製では, ミシンにおいても送り歯や圧力の調整が特に必要である。また針の違いは,糸の種類によって違いが現れることがわかった。縫製時の重ね枚数によって縫製条件をかえることにより,適切な縫い目ができることを確認した。}, pages = {107--113}, title = {ピッグスエードの重ね枚数の違いによる縫製条件}, year = {1994} }