@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000351, author = {田中, 真由美}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {装飾手段としての刺しゅうは,用いる素材と社会背景とによって発達してきたといえる。刺しゅうを施すことによって,布地表面に立体化された美的調和を構成することができる。そこで刺しゅうの諸条件を基本的に解明するために,本研究を始めた。 今回は基本的ステッチであるアウトライン・ステッチを刺しゅう糸の色5色(白,黒,赤系,青系,黄系)で,基布を白,黒,灰1,灰2の4色を用いて各々刺した試料に基づいて,視覚的な官能検査を行い,検討した。 その結果,ステッチ面の色を一定にして基布4色を組み合せて比較した場合は,ステッチ面赤系の場合が最も基布の色による差が顕著に見られ,官能量間の相関性が高かった。 また,基布の色を一定にしステッチ面の色5色を組み合わせた場合では,きれいさについては基布が白の場合は,他の基布の色との相関性は全く認められないので,基布が灰1,灰2,黒の場合と,基布が白の場合は刺しゅう面のきれいさは異って受け止められることがわかった。}, pages = {221--227}, title = {基布の色に対するアウトラインステッチの効果}, year = {1993} }