@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000349, author = {高橋, 武則 and 楊, 国林}, issue = {24}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {これまで質問紙の設計に関しては,設計方法に関する様々な提案がなされているが,本研究ではすでに設計された質問紙から逆に遡って設計を見直す方法を提案する。この方法を本研究では逆設計とよぶ。逆設計のアプローチを用いることにより, すでに設計された質問紙を改善することができる。そして, このアプローチは質問紙調査のキャリアの少ない人が,質問紙の設計能力を開発したり高めたりするのに有効である。 逆設計においては,全体の論理的整合性に重きが置かれる。したがって,逆設計の過種で不整合を発見した場合,整合をとるための手直しはするが, 新たな発想による質問紙の抜本的な変更をかけたりはしない。つまり,問題点の摘出と, 整合性のための手直しを逆設計の基本的な役割とする。これだけでも質問紙に対する十分な改善が可能である。しかし,逆設計の過程で新たな発想が生まれることは決して少なくはない。したがって逆設計をした後に,逆設計の過程で発想したものを用いて,質問紙の大幡な改善を行うこともできる。このような大幅な改善は,それを目的として逆設計を行うのではなく,逆設計の結果として場合によってはあり得るかもしれなし、ぐらいに考えるべきものである。 本研究では,このような特徴を有する逆設計の具体的なアプローチを提案する。また,逆設計の演習に用いることのできる具体例を紹介する。}, pages = {323--334}, title = {質問紙の逆設計}, year = {1993} }