@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000345, author = {香川, 幸子 and 鈴木, 直恵}, issue = {24}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {服装デザインは, 色・形・素材を基本要素とし, それに着装行為や流行的要因などが加わるため, きわめて複雑な分析方法が要請される。 本研究は, 服装デザインの標準化をはかる上で, 感覚に関連した生理反応を示す眼球運動からアプローチしようとする試みである。瞬間的な視線の動きは意識的な操作を受けにくいものであり, その移動速度や注視時間は端的に被験者自身の心理を反映している。 実験は, デザインポイントとされる附加的要素の集中と分散および衣服における柄の効果について,アイポインターを使用して測定した。被験者は良好な視覚機能を持つ宕年層男女各6 名とし, デザイン学習者か否かの区別をした。提示デザインは15体とし, 21インチモニターに5秒間提示した。 結果は, 附加的要素では, 強弱により注視点の差異が生じたが, 特にデザイン学習者は, 附加的要素が弱い場合もその点に対する住視が認められた。一方,柄では, 縞においては縞の方向性に沿う視線の動きは少なかった。またデザイン学習者は, 一般の男女よりも衣服の特徴を分析する視線の動きが多くみられた。性差では, 特に一般男子で着装者の身体に関心を示す傾向が認められた。}, pages = {271--285}, title = {視線の動きからみた服装デザインの分析}, year = {1993} }