@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000342, author = {中原, 五十鈴}, issue = {24}, journal = {文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究}, month = {Jan}, note = {皮革衣料素材としての牛革と豚革の原皮および人工皮革の特性をそれらの構造的特性と機能的特性より検討した。また併せて4種の接着芯についても検討した。構造的特性として, 厚さ,重さ及び構造上の問題から検討した。牛革は豚革に比べ厚く, 重く, 皮革の密度が高い。豚革は気孔を有し,脂肪組織が少ない。両者共, 頚部より尻部にかけて重量があり, 厚さが厚くなっている傾向がみられた。機能的特性として, 硬軟性, 保温性, 透湿性などより検討した。硬軟性は, 人工皮革が一番硬く5.3cm ,牛革5.1cm, ウーノレ4.1cm,豚革4.0cm の順であった。ドレープ性は牛革, 豚革, 人工皮革, ウールの順に大きく, 接着芯のみでは8455, 9455, AM 6216, AM 2806 の順であった。接着芯9455は薄く, 軽いが, 接着後の硬軟性が高い結果となった。保温性は人工皮革が一番高く, 豚革が最も低い。牛革, 豚革共に, 頚部より尻部方向に保温率が低下する傾向がみられた。透湿性はウール, 人工皮革, 牛革の順であった。牛革は他の3 素材と違い, 初めは透湿性がなく, 2 時間経過よりわずかの透湿性を示した。以上の特性を踏えて, 牛革, 豚革を素材とした被服作品製作(4点) を試みた。}, pages = {143--158}, title = {皮革衣料素材の基礎的特性とその被服製作への応用}, year = {1993} }